鹿島美術研究 年報第41号別冊(2024)
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                      和暦・西暦明治37年(1904)明治38年(1905)1月4日-21日明治39年(1906)4月2日ー4日明治40年(1907)月日2月10日岡倉天心・菱田春草・横山大観・六角紫水ら一行、伊予丸に乗船して横浜からアメリカへ出航。2月25日一行、シアトル港に到着。3月2日一行、ニューヨークに到着。サースビー姉妹に迎えられる。ニューヨークのセンチュリー・クラブで歓迎会が開かれる。岡倉、ボストン美術館の業務のためボストンへ向かう。(翌年の3月初旬頃までオリ・ブル邸に滞在。)3月19日3月23日4月12日-5月1日春草・大観2人展[センチュリー・アソシエーション]紫水、岡倉の推薦により、ボストン美術館中国日本部の膝工芸品整理の業務に従事。大観のみボストンへ向かう。 8月中頃まで滞在。大観、ニューヨークへ。春草、階段から転落して足を負傷。しばらく療養する。岡倉、セントルイス万国博覧会(4月3日~11月29日)にて“Modern Problem in Painting”「絵画における近代の問題」と題した講演を行う。春草・大観、ボストンへ向い、岡倉に再会してセントルイス万国博覧会を見学。岡倉・春草・大観、ガードナー夫人宅(ガードナー夫人の別荘、ボストン郊外ブルクラインにあるグリーン・ヒル)を訪ねる。5月5日7月5日8月28日9月24日11月6日11月17日-27日春草・大観・観山・紫水展[ケンブリッジ オリ・ブル邸]岡倉、“The Awakening of Japan”『東洋の理想』をニューヨークのダットン社から刊行。春草・大観・観山展[ニューヨーク ナショナルアーツクラブ]岡倉、帰国。3月27日-4月上旬春草・大観展11月下旬3月26日[ワシントン・フィッシャー画廊]4月15日春草・大観、カロリナ号に乗船してロンドンへ。4月29日春草・大観、ロンドン着。5月11日~エコール・デ・ボザール(パリ)でホイッスラー展開催。春草・大観展[エコール・デ・ボザール(パリ)]春草・大観展[ヘンリー・グレーブス・ギャラリー(ロンドン)]春草・大観、帰国春草・大観展[オータムサロン(パリ)]春草・大観、画論「絵画に就いて」発表。春草・大観・西郷弧月展[日本橋倶楽部(パリ・ロンドンへ送る作品を展示)]春草・大観展[ヘンリー・グレーブス・ギャラリー(ロンドン)]6月頃7月10日-8月5(6)日8月10日11月25日~12月1月表1 春草・大観の欧米遊学の動向事項典拠明治37年(1904)2月6日付菱田春草書簡菱田鉛治宛 『菱田春草の書簡と絵画─菱田家よりの寄贈品─』、下伊那教育会、1992年  佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」『生誕150年・没後100年記念「岡倉天心展」~大観、春草、近代日本画の名品を一堂に~』展図録、 福井県美術館、2013年佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」『日本美術院百年史』三巻下、日本美術院百年史編集委員会、1992年『日本美術院百年史』三巻下佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」佐藤道信「大観・春草の欧米遊学と朦朧体」『日本美術院百年史』三巻上、日本美術院百年史編集委員会、1992年佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」『日本美術院百年史』三巻下佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」佐藤道信「大観・春草の欧米遊学と朦朧体」佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」『日本美術院百年史』三巻下佐藤道信「大観・春草の欧米遊学と朦朧体」佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」『日本美術院百年史』三巻下佐藤道信「大観・春草の欧米遊学と朦朧体」佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」明治38年(1905)5月4日付菱田春草書簡菱田為吉宛『菱田春草の書簡と絵画─菱田家よりの寄贈品─』   明治38年(1905)5月4日付菱田春草書簡菱田為吉宛『菱田春草の書簡と絵画─菱田家よりの寄贈品─』  佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」佐藤道信「大観・春草の欧米遊学と朦朧体」佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」『日本美術院百年史』三巻下佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」 佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」佐々木美帆「海と福井と岡倉天心」― 174 ―― 174 ―

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