鹿島美術研究 年報第41号別冊(2024)
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⑿ Jenny Graham, ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■, Berg, N.Y., ⑽ 岸田劉生「思ひ出及今度の展覧会に際して」『白樺』十周年記念号、1919年4月初出、『劉生画集及芸術観』(1920年、聚英閣)に再録。同文は『劉生画集及芸術観』に再録されるにあたり同年8月30日に完成した《詩句ある静物》(焼失)についての文章として書き換えられており、後者が『岸田劉生全集』第2巻、岩波書店、1979年に再録される。2007.ト・ヴァルキ パラゴーネ ─諸学芸の位階論争』中央公論美術出版、2021年。⑺ 萬木、2001年。⑻ 吉田、2023年。⑼ マリア像と三角形の構図との関係については、田中淳氏のご教示による。「ルッカの聖母」のモノクロ図版は、岸田が所持していた以下の書物に掲載されている。Kaemmerer, Ludwig, ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■, Derlag von Delhagen &Klafing, Bielefeld und Leipzig, 1898.(田中淳「岸田劉生研究 ─『駒沢村新町』療養期を中心に」『美術研究』422号、2017年8月、29-76頁)。新たに同氏よりご教示頂いた注⑾掲示の文献にも同図は収録されている。⑾ 木村荘八は『芸術』1919年4月号にヤン・ファン・エイク《受胎告知》(1434-1436年頃、ワシントン・ナショナル・ギャラリー)の下半分の図版を掲載している。稿者は同図版と岸田の《手を描き入れし静物》の関係について私見を述べたが(吉田、2023)、その後、田中淳氏に同図版の典拠となる以下の書籍をご教示頂いた。W.H. James Weale, ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■, John Lane, London/ Jon Lane Company, New York, 1908. 同著における《受胎告知》の下半分の画像は、著者による画中の床面パネルに描かれた図像の解説とともに掲載されている。⒀ オスカー・ベッチュマン、トリスタン・ヴェディゲン編・清瀬みさを、小松原郁訳『ベネデッ⒁ 岩間美佳「岸田劉生のエッチング連作『天地創造』がもつ広がり ─『素描』と『装飾』をめぐる芸術論と油彩表現への展開について」『美術史論集』2022年2月、87-110頁、「(研究発表要約)岸田劉生《人類の意志》下絵について」『近代画説』32号、2023年12月、185-187頁。― 306 ―― 306 ―

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