鹿島美術研究 年報第41号別冊(2024)
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久野健編『関東彫刻の研究』学生社、1964年10月、pp. 166, 368, 373 筆者に先立ち、大澤慶子氏が本作に言及し、中世に遡る可能性を示唆されている。同「坂東三十三観音信仰に関する仏教美術の基礎的研究:中世下野を中心に」『鹿島美術研究』36、2019年11月。 本田諭「353 十一面観音菩薩像」『日本彫刻史基礎史料集成 鎌倉時代造像銘記篇』13、中央公 清水谷孝尚『観音巡礼:坂東札所めぐり』文一総合出版、1971年1月、p. 224 鈴木三郎『八溝山』上、筑波書林、1986年12月、p. 35 鈴木三郎『八溝山』上、注㉛前掲書、pp. 36-37。なお当該文献に同時代史料として引用されて論美術出版、2017年2月いる『茨城新聞』1937年3月9日朝刊の原本には、本尊像の亡失を示す記述は見出せない。謝辞本研究にあたり貴重な御尊像の調査をお許しくださった青木勝師(日輪寺)、猪瀬聖淳師(東性寺・隠沢観音堂)、桜井照嘉師(吉祥寺)、鈴木政吉氏(古宿観音堂総代)、高梨睦氏(堀之内仏堂世話人会)、長島平衛氏(泉光寺総代・我が「まち」の戦争の記録館)および各寺役員・世話人・檀家・地域の皆様、ならびに調査にあたり種々の便宜を講じてくださった新井敦史氏(大田原市黒羽芭蕉の館)、片野優希氏(塙町教委)、藤後慶之氏(利根町教委)、額賀大輔氏(笠間市教委)、広瀬千絵氏(酒々井町教委)および各自治体担当者の皆様に、衷心より御礼を申し上げます。伊谷勇哉氏、井村香澄氏、中愛氏、中村恒克氏、森﨑礼子氏、劉常民氏には主として文化財保存学の観点から多数の有為なご教示を賜りました。また大島空代氏、杉山兵介氏、出口武頼氏のご協力を仰いだほか、調査に際して石田薫氏、大河原和穏氏、大信田海斗氏、菅野史礎氏、山城颯太郎氏のご助力をいただきました。末筆となりましたが、本助成は松田誠一郎先生(東京藝術大学)のご推薦によるものです。記して心より謝意を申し上げます。(お名前は各別に五十音順で記載させていただきました。)― 395 ―― 395 ―

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