出典森森藤藤森森伝来 区分 かつて京都市千本十二坊町上品蓮台寺の真言院に安置されていたもの。明治24年、中山桂（寿都町菩提院の開基）が不動明王像ととも寿都へ携行した像と伝えられ2岩内町に住む仏師・風間壮慶宅に先祖から祀っていたものを手放したもの。その後転々と移り近年当寺の檀徒により寄進された。1安政6年春、松前の佐藤仁左衛門、敦賀富蔵らが、当地に寄留していた羽後国秋田郡久保田の住人僧法林と協議して、寺院創建を本山に請い公許を得た。その時11慶応3年、信徒が集い道場建設を出願。本山（東本願寺）はこれを許可し、同4年に本尊を下附。2檀徒の某氏が自宅に安置していたのを昭和26年に先祖の菩提を弔うために寄与した。背に刻銘「宝亀五年生、天長二年二月、謹千拝刀」2近年まで神社脇に住む個人が所蔵していたが、他の龍神、稲荷、金毘羅神などの像とともに町に寄進した。江戸時代後期に運上屋を営んでいた元所蔵者の先祖が京形態須森/須 1文化10年『善光寺什物帳』に「本尊延命地蔵尊、願主江戸本所感応寺勇進法尼寄進」とある。11藤藤須須藤藤藤須釧藤藤須森2義経の渡道伝説を信じた近藤重蔵が、平取に小社を建て、ここに江戸の仏師に刻ませた本像を祀り義経神社とした。背に「寛政十一年巳未四月廿八日、近藤重蔵、藤 ニンムル岬半島にあった観音堂（創始不詳）の本尊。後年廃堂になり等澍院に移された。 藤藤藤森/藤森藤藤藤1本尊。開基藤原明雄師が、松江市和多見町還来寺の本尊を奉持し、北海道開教に渡道し各所で伝導布教した。昭和20年、敗戦によって二世坊守・嵯峨我子は病身の坊1開基・最乗天桂は、新潟県中頸城郡高田市寺町の曹洞宗・高安寺の徒弟で観音を信仰していた。たまたま網走地方布教巡錫中に信徒の協力を得て、明治23年5月10日 定慶作。21本尊。本山より下附された。1 昭和7年、信徒の婦人が夢に現れた僧侶の言葉をたよりに大本山本興寺に尋ねると、日隆の尊像とわかり、施主川崎屋茂平什の百体の内一体を本寺に迎え安置し現在の 所在地所蔵先蘭越町個人蔵弘法大師坐像全修寺奪衣姥像智恵光寺阿弥陀如来像即信寺（尊格不詳）永全寺薬師如来像茂入神社弁財天女像岩内町親鸞絵像余市町[道央・胆振] 17件護国寺地蔵菩薩像室蘭市阿弥陀如来像不動明王像聖観音菩薩像観音菩薩像須神社（尊格不詳）釈迦如来立像満冏寺苫小牧市勇払恵比阿弥陀如来像伊達市善光寺阿弥陀三尊像一光三尊像[道央・日高] 14件平取町平取神社源義経像様似町等澍院[道北・上川] 3件旭川市妙法寺最上位経王大菩薩像名寄市清満寺阿弥陀如来立像下川町大福寺毘沙門天王像[道北・宗谷] 1件稚内市還来寺阿弥陀如来像[道東・オホーツク] 2件網走市最乗寺千手観音菩薩像滝上町報国寺観音立像[道東・十勝] 4件帯広市大然寺阿弥陀如来像音更町本昭寺阿弥陀如来像妙法寺阿弥陀如来像[道東・釧路] 15件釧路市鮮明寺阿弥陀如来像親鸞影像浪切不動明王像弘法大師像八大竜王像釈迦如来像韋駄天像誕生仏像文翁和尚坐像釈迦涅槃図羅漢図隻履達磨図厚岸町金毘羅院厚岸町国泰寺釈迦三尊十六善神像宝泉寺不動明王像 （三軀）法華経寺日隆坐像十二支守本尊弟子屈町尊像名時代彫鎌倉時代彫桃山時代 画 彫貞観（平安前期）か彫文化8年彫享禄5年彫 彫 彫鎌倉時代彫平安時代彫 彫[森]室町時代彫 画 善光寺如来影像画 嵯峨釈迦如来影像普陀落山観音影像画 源之義経影像 （二幅）画 彫延命地蔵像ヵ 彫ヵ 彫 彫遊楽府大魚観音像ヵ 白老本尊阿弥陀三尊像彫ヵ 彫 彫鎌倉時代聖観音菩薩立像彫 薬師如来像彫 日光菩薩像彫 月光菩薩像 不動明王像 地蔵菩薩像誕生仏像 八祖大師慈眼大師絵像画 画 山王権現絵像画 水天絵像画 三尊弥陀絵像画 十三仏絵像画涅槃像ヵ 彫鎌倉時代彫平安時代前期 鎌倉末期彫鎌倉時代初期 画 伝鎌倉時代作 彫 彫 彫 彫文化5年画文化3年画文化4～12年画文化4～12年画文化4年 彫 る。菩提院の創建にあたり所蔵者の祖父が尽力したため、氏の宅に移された。二十一世光勝法主から、本尊及び親鸞の絵像を賜った。都の仏師に依頼したものと推察され、弁財天女像は文化時代、龍神像などは天明時代に造られた。 木彫。1文久2年、当寺初代住職・満冏が増上寺の自坊に祀っていた本像と共に室蘭に入った。1明治32年7月3日、成田山新勝寺本尊の不動明王の分身を本山より奉持し本堂内に安置。 恵心僧都作。木造。 木造。 当社の前身は弁財社。寛永年間の谷元旦の『蝦夷紀行』には、勇払の弁天社について「社の中に長四尺余の木像あり、甚だ古物にて像半ば朽たり。土人伝ていふ、古人舟乗もの古橈にて刻たるよし風を祈るに能感応ありといふ」と記される。[森]東京深川より伝えられた。[須]文化10年の善光寺什物帳に「本所秀海上人御寄進」とある。秀海とは文化年間に江戸本所の霊山寺の住職をしていた僧であり、霊山寺にあったものを寄進したのではないか。[須]秘仏本尊。背面に「貞伝作」の銘。享保年間に津軽今別本覚寺の五世住職・貞伝が当寺に来て納めた鋳像。善光寺式の印相を結ぶが弥陀一尊で三尊ではない。『新羅之記録』に「往古人間数百家住するの時、善光寺如来の御堂の旧跡有り。時々称名の声、鉦鼓の音、夷聞く事有り。奇異の思を為すと云。慶長十七年冬慶広夢告を蒙るに依り慶長十八年五月一日、船に乗り彼所に詣り、再興して如来の御堂を建立せしむ」とある。『蝦夷地大臼山善光寺縁起』は、慈覚大師が刻んだ仏師は損朽し、寛文6年に円空がこれを模刻し、さらに享保年間に貞伝が唐金で本像を造ったとする。菅江真澄『蝦夷逎天布利』には本像が月始めには信州におり、十六日から晦はウスに帰る。月の半ばに撞かずの鐘が鳴るのは仏のいる期間であるという奇瑞が記される。羽太正養『休明光記』附録に、蝦夷三官寺の創建にあたって用意された仏像・仏具類を記す項で「浄土の分」として「本尊阿弥陀如来（是はウス場所に先年より有来の本尊安置仕候積り）」と記される。禅僧・空念の『正光空念納経記』（宝永元年）によると「善光寺如来御影一幅、嵯峨釈迦如来御影一幅、普陀落山観音御影一幅、源之義経御影二幅」が善光寺にあった。1文化10年『善光寺什物帳』に「山越内弥陀三尊、行基御作、芝山酉蓮社寄進」とある。山越内には同寺の仏堂があった。1善光寺境内にある石像。背面に銘「享保十一丙午歳正月廿五日、松前、同国勅願所善光寺十三世、定連社禅誉上人知栄和尚、臼嶽山、善光寺一光三尊如来開眼道場、大 文化10年『善光寺什物帳』に記載される。願主、上総国市原郡古敷谷村光明寺、八世天連社真誉弁知頓阿和尚」。「頓阿」の詳細は不明。 文化10年『善光寺什物帳』に記載される。恵心僧都作。原守重、比企市良右衛門、藤原可満」、台座に「江戸神田住大仏工法橋善啓作」の銘。羽太正養『休明光記』附録に、蝦夷三官寺の創建にあたって用意された仏像・仏具類を記す項で「天台の分」として記載される。1最上堂（境内仏堂）の本尊。本像の大社は岡山県吉備郡高松村にある。明治30年に兵庫・勝妙寺の釈英儀が尊像を奉じて当地に来て、堂宇建立を発願した。 伝聖徳太子作。[森]比叡山三千坊の一寺に安置されていた。後年、京都鑑定員・田中文弥が入手。大正時代に当寺の本尊仏に迎えられた。1藤原成親が治承元年に平清盛に追われて浅原寺（岡山県倉敷市）に潜伏、仏門に帰依。この際、すでに本像が安置されていたと伝わる。南北朝時代に廃寺となった浅原寺から勝福寺（倉敷市）へ40体の仏像が移され、本像も含まれていた。昭和31年12月、上名寄の大福寺住職・板橋氏が勝福寺から当寺に附与携行。守を助け、三世坊守共々、本尊を奉持して稚内に落ち着いた。に小庵を建てて本像を安置して大悲心呪を読誦し、当寺を創立した。 1当寺開基・桂井智広は蝦夷地開教を志したが、偶々現如の命を拝し、御本尊御影ほか仏具等の御下附を受けた。1 本尊。1本尊。大正初期、倶知安の金毘羅寺より奉遷。1大正初期、倶知安の金毘羅寺より奉遷。2約30年前、当地信徒一同によって京都より伝わる。 1初代住職・文翁の頂相。背の陰刻銘「東蝦夷地悪消景運山国泰禅寺 開山文翁政和尚禅師肖像 文化五年戊辰二月鐫造安座」、背面袈裟の陰刻銘「相州津久井三井寺東嶽 摂州大坂寒山寺徒 宗□（目篇に民） 豊後国東金福寺徒 至道」、帽子内面に墨書「寄附 嘉永七寅十月吉日 香山住番代 江府住人 仙吉自造」 九井源雅の画。右下に金泥で「文化丙春二月 九井源雅敬筆」と記す。1洞泉の画。右下に墨書「慕雪舟筆意洞泉克壽」。軸裏に別紙貼り付け「羅漢像 一幅 今江府住盛方院喜捨景運山 国泰禅寺者也 金地僧録司惟叢元弘 侍者誌」 雲鱗田仇井の画。右下に金泥で「雲鱗田仇井敬写」と記す。羽太正養『休明光記』附録に、蝦夷三官寺の創建にあたって用意された仏像・仏具類に「禅宗の分」として記載される。裏面上段に墨書「文化四卯歳四月 九壽里 支配人 藤七 帳役 仁左ェ門 同助 小四郎 通詞助 石松 番人 角左ェ門 同 市郎兵衛 同 三左ェ門同権太楼 同 興兵衛 同 栄吉 同 作助 同 長四郎 同 彦太郎 同 多吉 同 金之助」、裏面下段に墨書「弘化四丁未六月裱褙修補 資料金五百疋喜捨名目具于 後 松前住悪消請負人 山田文右衛門 同久奈之利請負人 柏屋喜兵衛 同久壽里請負人 米屋勝三郎 現住真州士性誌」た。由来など― 420 ―― 420 ―
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