VI 絵巻 Narrative Handscrolls94．近世年中行事絵巻＊［その他］外題「土佐光起筆／住吉御田祝絵巻」［所見］田植祭を主題とする。原本は17世紀か。濃彩で人物や衣の文様を精細に描く。樹木は水墨画風。高嶋千載（生没年不詳）Takashima Senzai明治2年（1869）巻子八巻 紙本白描［奥書］⑴〜⑻「蜷川少史君應需／明治二年巳十二月千載写之」［所見］江戸時代における年中行事を主題とするもので、描かれた人物の衣装は近世のものである。後白河院による同主題作例とは異なる。白描で濃い墨線による均一な太さの輪郭を持ち、色の□記がある。蜷川式胤の求めにより、明治2年（1869）に高嶋千載が模写したことが巻末に記される。（調査責任者：髙岸輝、梅沢恵、竹崎宏基、福永愛）所見執筆：髙岸 3, 5〜9, 12, 13, 15, 18〜35, 40〜42, 44〜61, 67〜81, 83, 84, 89〜93梅沢 1, 2, 4, 10, 11, 14, 16, 17, 36〜39, 43, 62〜66, 82, 85〜88, 94 Copy of the Illustrated Scrolls of Annual Rites and Ceremonies in the Early Modern Period（Kindai nenchū gyōji emaki）1232021.48, Source unidentified⑴39.4×668.8㎝⑵40.0×255.7㎝ ⑶44.1×287.7㎝⑷40.2×195.1㎝ ⑸39.2×408.5㎝⑹39.1×507.4㎝ ⑺40.2×441.3㎝⑻38.8×628.9㎝⑴2021.41.2⑵2021.41.4⑶2021.41.1⑷2021.41.6 ⑸2021.41.3⑹2021.41.5⑺2021.41.7⑻2021.41.8, Source unidentified
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