（1-VII-72）（1-VII-73）（1-VII-74）（1-VII-75）（2- I -4）（2- I -5）（2- I -6）VIII 初期狩野派・桃山諸派 Early Kano School and Momoyama Painting Schools［所見］草体の水墨画。「山水図」双幅（『水墨美術大系8 元信・永徳』講談社、1974年所載）と画風、印章ともによく合致せり。了慶優品の一つと見てよいであろう。［付記］第2次調査「江戸時代狩野派」調書による。［その他］紙継ぎは各五紙。⑴⑵とも、上から21.9㎝、35.2㎝、35.l㎝、35.l㎝、28.1㎝。［印章］「光頼」（朱文壺形印）［その他］紙継ぎは五紙。上から10.9㎝、37.3㎝、36.7［所見］印は基準印とは異なる。［印章］「修理」（白文長方印）「光頼」（朱文方内壺形印）［所見］印は基準印だが、筆致にやや粗略なところがある。［その他］紙継ぎは四紙。上から15.1㎝、36.5㎝、36.575．76．77．李白観瀑図Li Bai（Rihaku） Viewing Waterfall合戦図Battle Scenes山水図Landscape78．79．80．81．西湖図屛風Scenes of West Lake二十四孝図屛風The Twenty-Four Paragons of Filial Piety鍾馗図Zhong Kui（Shōki）, the Demon Queller蝶幸図屛風Chinese Court Figures伝狩野光信（？〜1608）Formerly attributed to: Kano Mitsunobu江戸時代 18〜19世紀掛幅二幅 紙本淡彩［印章］各幅に「光信」（朱文円印）伝狩野孝信（1571〜1618）Formerly attributed to: Kano Takanobu江戸時代 18世紀前期掛幅一幅 紙本墨画淡彩［印章］「（不明）」（朱文壺印）［その他］箱に「李白 孝信筆」との墨書がある。［所見］印文は「孝信」と読めないが箱書に孝信筆とある。アルカンシエール美術財団本、東京国立博物館本の寄合書に含まれる孝信作品とは画風が異なる。実際は18世紀の作品と見るべきであろう。［付記］第2次調査「江戸時代狩野派」調書による。伝狩野孝信Formerly attributed to: Kano Takanobu江戸時代 17世紀前期まくり四枚 紙本著色［所見］ボストン美術館のカードには孝信様式とあるが、描法から孝信とはいえないであろう。しかし、顔貌描写より狩野系の画家と見ることは可能で、狩野派風を多少学んだ町絵師であろうか。中屛風の押絵貼剝しと思われる。碁盤を頭の上にさし上げる佐藤忠信が描かれるので『義経記』に取材することがわかる。人物表現の狩野派の伝統的要素に対し、樹木表現にこの画家の個性が示される。［付記］第2次調査「江戸時代狩野派」調書による。渡辺了慶（？〜1645）Watanabe Ryōkei江戸時代 17世紀前半掛幅一幅 紙本墨画［印章］「了慶」（朱文鼎印）各123.2×46.3㎝⑴11.4473⑵11.4472, Fenollosa-Weld Collection99.5×40.4㎝11.4372, Fenollosa-Weld Collection各86.6×40.3㎝⑴11.6694〜⑷11.6697, William Sturgis Bigelow Collection99.4×48.9㎝11.4291, Fenollosa-Weld Collection150.6×360.8㎝11.4305, Fenollosa-Weld Collection97.7×43.7㎝11.6607, William Sturgis Bigelow Collection117.2×142.4㎝06.299, Denman Waldo Ross Collection伝狩野貞信（1597〜1623）Formerly attributed to: Kano Sadanobu江戸時代 18〜19世紀六曲一双 紙本淡彩伝狩野山楽（1559〜1635）Formerly attributed to: Kano Sanraku桃山〜江戸時代 17世紀六曲一隻 紙本墨画㎝、36.7㎝、29.0㎝。伝狩野山楽Formerly attributed to: Kano Sanraku江戸時代 17世紀掛幅一幅 紙本墨画伝狩野山楽Formerly attributed to: Kano Sanraku桃山時代 17世紀二曲一隻 紙本金地著色各160.4×362.0㎝⑴11.4301⑵11.4302, Fenollosa-Weld Collection㎝、29.1㎝。147
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