（2- I -30）（2- I -31）（2- I -32）（2- I -33）（2- I -34）（2- I -35）IX 江戸時代狩野派 Later Kano School Paintings狩野探幽Kano Tan’yū江戸時代 17世紀後半巻子一巻 紙本墨画十三年二月廿三日石川六左衛門より來る 青木彦左衛門也 雪舟筆印有之 代金三枚なども不苦候」との墨書がある。い。但し、人物描写の筆致がやや走り過ぎているように思われる。伝狩野探幽Formerly attributed to: Kano Tan’yū江戸時代 17世紀後半巻子一巻 絹本著色珪様山水図の資料として貴重である。探幽の伝承がある。狩野探幽Kano Tan’yū江戸時代 17世紀中期額装三面 絹本墨画淡彩に、顔回（顔子）、曽参（曽子）を配す。フェノロサの『東亜美術史綱』に紹介されて早くよりよく知られた作品である。それによれば、狩野正信が宋代の彫像をもとに描いた足利学校の孔子像を探幽が模写したもので、フェノロサは明治15年（1882）狩野探美からこれを譲り受けたという。落款・印章を欠くが、探幽の斎書き時代の力作である。24．25．26．富士図Landscape with Mount Fuji富士に雷神・雲龍図Raijin, the Thunder God, and Mount Fuji; Dragons in the Clouds縮図帖Album of connoisseur’s sketches27．28．29．縮図巻（群仙図）Connoisseur’s sketches （Various Transcendents）四季山水図巻（倣夏珪雪舟様山水図巻）Landscapes of the Four Seasons （in the style of Xia Gui and Sesshū）杏壇孔子・顔子・曽子図Confucius （Kōshi） and His Disciples Yan Hui （Ganshi） and Zeng Shen （Sōshi） at the “Apricot Altar”（Kyōdan）24.8×22.5㎝11.6724, William Sturgis Bigelow Collection43.4×99.4㎝11.6729, William Sturgis Bigelow Collection各102.1×42.7㎝⑴11.4394⑵11.4393⑶11.4392, Fenollosa-Weld Collection11.6741, William Sturgis Bigelow Collectionまれている。江戸時代 寛文10年（1670）掛幅一幅 絹本墨画［落款］「法印探幽行年六十九歳筆」［印章］「探幽」（朱文方印）［その他］狩野伊川栄信の墨書で、箱蓋表に「真雪山水 探幽筆」、蓋裏に「榮信誌」「伊川院」（朱文方印）。［所見］印章に若干問題を残すが、探幽様式の標準的な作品である。狩野探幽Kano Tan’yū江戸時代 寛文5年（1665）掛幅一幅 紙本墨画淡彩［落款］「宮内□法印探幽行年六十四歳筆」［印章］「生明」（白文瓢形印）［所見］狩野探幽筆「若衆観梅図」に倣う描写形式を取る。18世紀まで下る可能性がある。静岡県立美術館本と比較する必要がある。狩野探幽Kano Tan’yū江戸時代 17世紀後半掛幅三幅 ⑴⑶絹本墨画⑵絹本墨画淡彩［落款］各幅に「探幽齋筆」［印章］各幅に「守信」（朱文瓢形印）［所見］中幅のみ雷神に淡く朱を施す。狩野探幽Kano Tan’yū江戸時代 17世紀後半画帖一冊 紙本墨画（画帖）33.0×38.0㎝［その他］雪舟筆「山水図」、雪舟筆「雲龍図」、所翁筆「雲龍図」、所翁・牧谿筆「龍虎図」、「蝦蟇仙人図」、「猫図」、「雉子図」、「阿弥陀三尊図」など二十七図が貼り込［所見］寛文年間（1661〜73）の探幽縮図としてきわめて優れたものである。［その他］巻頭に「高井左兵衛殿まき物」、巻末に「寛文［所見］巻頭巻末の書体は、基準的な探幽縮図のそれに近［その他］箱身底部に「文化六巳正月」との墨書がある。［所見］巻頭部分に欠失がある。室町時代以来の馬遠、夏［所見］孔子が杏壇上に座して教えを施すところを中央13.7×229.2㎝11.6726, William Sturgis Bigelow Collection27.8×598.5㎝11.6742, William Sturgis Bigelow Collection各104.3×74.4㎝⑴11.4401⑵11.4400⑶11.4399, Fenollosa-Weld Collection165
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