(2- I -146)(2- I -147)(2- I -148)(2- I -149)(2- I -142)(2- I -143)(2- I -145)140.141.142.花鳥図Pheasants and Peonies楼閣山水図Landscapes and Pavilions山水図Landscape143.144.145.146.山水図Landscape雪景山水図Snowscape漁村夕照図Fishing Village at Dusk松に真景図Pine in a True View Painting (Shinkei zu)による大和絵の先型となる描法形式をもち、興味深い作例である。狩野惟信Kano Yōsen’in Korenobu江戸時代 18世紀後期〜19世紀初期掛幅二幅 絹本著色[落款]各幅に「養川法眼筆」[印章]各幅に「玄之齋」(白文方印)[その他]箱蓋表の貼紙に「天保甲辰の初冬表具好之春笑庵蔵(花押)」との墨書がある。大貳法橋養山(古藤養山?)の箱書あり、蓋裏に「養川法眼筆 牡丹蜀葵鳥 大貳法橋養山蔵」「之⃞子」(朱文方印)。[所見]明画などの写しか。その意味で興味深し。狩野栄信(1775〜1828)Kano Isen’in Naganobu江戸時代 19世紀前期掛幅三幅 絹本著色[落款]各幅に「伊川院法印榮信筆」[印章]各幅に「榮信」(朱文方印)[その他]箱蓋表に「三幅対山水楼閣 伊川院法印筆」、蓋裏に「養信誌 晴川院」、箱底に「成美」との墨書がある。筐底に長岡成美の鑑識印あり。[所見]右幅は中景に趙令穣筆「秋塘図」(大和文華館蔵)を利用している。狩野養信筆「春和高隠図」双幅(永青文庫蔵)も中国古画利用の典型にして、これと比較すべし。細密楼閣山水図の典型的作品。優品。子の晴川院養信の箱書も立派なものなり。三幅とも中国古画よりの摂取が多いものと思われる。狩野栄信Kano Isen’in Naganobu江戸時代 19世紀前期掛幅一幅 絹本墨画淡彩[落款]「伊川法眼筆」[印章]「榮信」(朱文方印)182各110.5×46.2㎝⑴11.4453⑵11.4452, Fenollosa-Weld Collection各119.7×53.4㎝⑴11.4214⑵11.4213⑶11.4212, Fenollosa-Weld Collection110.4×54.6㎝11.6485, William Sturgis Bigelow Collection[所見]いわゆる米法山水に倣ったもの。文晃の山水画風も窺え、両者の関係を考える上で興味深い作品。狩野栄信Kano Isen’in Naganobu江戸時代 19世紀前期掛幅一幅 紙本墨画[落款]「伊川法眼栄信筆」[印章]「榮信」(朱文方印)[その他]箱書あり。[所見]行旅人物や観瀑の人物が山水中に描かれる。正信ないしは元信の真山水に倣うものか。筆致はやや弱いように思われる。狩野栄信Kano Isen’in Naganobu江戸時代 19世紀前期掛幅一幅 絹本墨画淡彩[落款]「伊川法眼榮信筆」[印章]「玄賞齋」(朱文方印)[所見]真体の雪景楼閣山水。全体に表現は平板。類型化した描写と対象把握の弱さが感じられる。狩野栄信Kano Isen’in Naganobu江戸時代 19世紀前期掛幅一幅 絹本墨画[落款]「伊川院法印筆」[印章]「玄賞齋」(朱文方印)狩野栄信Kano Isen’in Naganobu江戸時代 19世紀前期掛幅一幅 絹本著色直径67.6㎝125.6×56.6㎝11.6483, William Sturgis Bigelow Collection125.2×58.1㎝11.4215, Fenollosa-Weld Collection35.3×56.2㎝11.6482, William Sturgis Bigelow Collection[落款]「伊川法眼藤原榮信筆」
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