（2- I -172）（2- I -173）（2- I -174）（2- I -168）（2- I -169）（2- I -171）166．167．168．仙境図Land of Immortals荊和璞・山水図Keikahaku and Fukurokuju; Landscapes鶴捉図Falcon Attacking a Crane169．170．171．寿老・松に鶴・竹梅に亀図Shoulao （Jurō）, God of Longevity; Cranes and Pine Tree; Tortoises with Plum Blossoms and Bamboo源氏物語図（須磨・明石・澪標）Suma, Akashi, and Channel Buoys （Miotsukushi） from the Tale of Genji闘鶏・曲水宴図［落款］「中務□晴川院法印藤原養信筆」［印章］「天楽」（関防印、白文長方印）「晴川院」（朱文方印）「法印養信」（白文方印）［所見］御用絵師の作に相応しい、公的性格を備えた作品。類型化した画題であるが、筆致も整然としており、描写に破綻はない。狩野養信Kano Seisen’in Osanobu江戸時代 19世紀前半掛幅三幅 絹本著色・金泥引［落款］各幅に「晴川法眼養信筆」［印章］各幅に「養信」（朱文方印）量が十二分に窺える。□莱、方丈、瀛州三神のイメージであろうか。繊細な筆描による青緑山水。明末清初の絵画形式、あるいは夏明遠様として描かれたものか。狩野養信Kano Seisen’in Osanobu江戸時代 19世紀前半掛幅三幅 絹本墨画・金泥引［落款］各幅に「晴川養信筆」［印章］各幅に「狩野」（朱文重郭方印）［その他］箱書あり。［所見］楼閣、行人、松樹、岩山などには雪舟風が意識されている。的確にその描写形式を学び、慎重にこれを描いたもの。雲煙（霞）は金泥を刷く。皴法に独自の形式が使われる。明暗による立体遠近の試みがなされている。慎重にかつ的確な筆描によって描いたもの。描写形式や落款の形式から若描きか。箱書により荆和璞とするが、検討の要あり。狩野養信Kano Seisen’in Osanobu江戸時代 天保13年（1842）掛幅一幅 絹本著色・金泥引186［落款］「晴川院法印筆」［印章］「養信」（朱文方印）［その他］箱書は「鶴捉圖 壱幅 天保十三壬寅年八月調之 法印晴川筆」とあり。箱身底部貼紙に「清和天皇御後胤 徳川家十一代之将軍 源家齊公御詔画 従家慶公拝領之也 御繪所晴川法印筆 戸田肥後守慶應三丁卯年夏六月吉辰 知行所 相洲柳島 名主善五郎 男欽三郎」とある。［所見］愛玩の隼か鷹狩りで得た鶴の記録画的な性格を持つ絵であろう。臨場感豊かな表現である。狩野養信Kano Seisen’in Osanobu江戸時代 19世紀前半掛幅三幅 絹本墨画著色［落款］各幅に「晴川法眼養信筆」［印章］各幅に「養信」（朱文重郭方印）［その他］箱書あり。［所見］いわゆる公用絵であろう。典型的な江戸狩野の三幅形式である。狩野養信Kano Seisen’in Osanobu江戸時代 19世紀前半掛幅三幅 絹本著色［落款］各幅に「晴川養信筆」［印章］各幅に「養信之印」（白文方印）［所見］巻止の記載によれば、⑴須磨が中幅となるが、⑵濡標を中幅、⑴須磨を右幅、⑶明石を左幅とすべきであろう。謹厳、精緻な描写形式なれど、やや類型化が進む。絹の色が灰色を帯びる。墨の地塗りがあるのか。晴川養信の落款形式は若描きを意味するか。それとも弟子の参加を検討すべきか。狩野養信Kano Seisen’in Osanobu11.4337, Fenollosa-Weld Collection各115.0×47.1㎝⑴11.6642⑵11.6641⑶11.6640, William Sturgis Bigelow Collection［所見］訓練された的確な描写に、官学派の画家養信の力各109.5×40.4㎝⑴11.4332⑵11.4331⑶11.4330, Fenollosa-Weld Collection45.5×66.2㎝11.6633, William Sturgis Bigelow Collection各122.2×53.8㎝⑴11.6645⑵11.6644⑶11.6643, William Sturgis Bigelow Collection各112.3×47.2㎝⑴11.6632⑵11.6631⑶11.6630, William Sturgis Bigelow CollectionWatching a Cock Fight; Poem Competition by a Winding Stream
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