（2- I -257）（2- I -258）（2- I -195）（2- I -259）（2- I -254）（2- I -255）（2- I -256）IX 江戸時代狩野派 Later Kano School Paintingsか。画風は18世紀まで上るように思われるが、このような粉本制作の場合判断は難しい。狩野探玄（生没年不詳）Kano Tangen江戸時代 19世紀前期掛幅一幅 絹本淡彩探玄があるともいう。狩野探玄守明（1776〜1834）Kano Tangen Moriaki江戸時代 19世紀前期巻子一巻 紙本著色められる。狩野探龍守玉（1799〜？）Kano Tanryū Moritama江戸時代 19世紀掛幅一幅 絹本著色区立美術館に探龍守玉の「四季風俗図巻」あり。探龍守玉は晴川院養信の弟子にして『晴川院公用日記』に出る。狩野大学氏信（1616〜69）Kano Daigaku Ujinobu253．254．255．諸□孔明図The Sage Zhuge Kongming （Shokatsu Kōmei）雑画巻Miscellaneous subjects恵比須大黒図Ebisu and Daikoku, Two Gods of Good Fortune256．257．258．259．芙蓉に小禽図Rose Mallow and Bird四季花鳥図巻Birds and Flowers of the Four Seasons帰去来図Returning Home from the Ode of Tao Yuanming （Kikyorai）維摩図Vimalakirti （Yuima）108.8×33.9㎝11.6838, William Sturgis Bigelow Collection家の作品としては珍しい。賛も貴重。32.5×991.2㎝11.6449, William Sturgis Bigelow Collection27.0×43.7㎝11.6685, William Sturgis Bigelow Collectionて雨があがる意）と読んだが、恐らく晴信であろう。一応画風から享和（1801〜04）頃の人という三代に擬定しておく。狩野円俊広信（生没年不詳）Kano Enshun Hironobu江戸時代 17世紀後期掛幅一幅 紙本墨画［落款］「狩野圓俊筆」［印章］「狩野」（朱文方印）［賛］室鳩巣「「靜倫齋」（関防印、白文長方印）「乙未五月鳩巣室直清謹書」「師礼氏」（白文方印）「敬所」（朱文方印）［所見］神田松永町狩野家二代伯円方信の次男。円俊広信と名乗り、元禄（1688〜1704）中に没すという。図上に室鳩巣の賛あり。図は比較的軽いものであるが、この画狩野伯円敬信（生没年不詳）Kano Hakuen Yoshinobu江戸時代 享和2年（1802）巻子一巻 絹本墨画淡彩［落款］「狩野伯円筆」［印章］「狩野」（朱文方印）「藤原」（朱文方内円印）［その他］巻末に「右一軸者享和二壬戌稔 東都詰中右画家江為画冩者也 畏斎「白祐」（朱文方印）「（不明）」（朱文方印）」の跋がある。［所見］福禄寿で始まり栗に終わる雑画巻。巻末の銘記から、画家は初代伯円（1642〜1726）ではなく、二代伯円であることがわかる。狩野即誉種信（1665〜？）Kano Sokuyo Tanenobu江戸時代 19世紀中期掛幅一幅 絹本墨画淡彩［落款］「狩野即誉筆」［印章］「宗信」（白文方印）［所見］狩野即誉（いわゆる加賀の即誉）は享保（1716〜36）頃の人で、豊信または種信。しかしこの印章はいずれとも読めず。すると二代即誉（天保・1830〜44頃）［落款］「法橋探玄守允圖」［印章］「好古軒」（朱文長方印）［その他］箱書あり（合せ箱）。［所見］探玄に景信（延宝・1673〜81頃）、守明（文政・1818〜30頃）の二人あるも、様式的に見て、後者なり。ただし守允という名は見つからず。毛利藩の絵師に大楽［落款］「守明筆」［印章］「吉山」（白文方印）［所見］文政（1818〜30）頃の人で狩野探玄守明がいるが、これに当たるか。狩野派の筆法が樹木・土坡等に認［落款］「探龍守玉筆」［印章］「探龍」（朱文瓢形印）［所見］谷文晃本（東京国立博物館蔵）と同じ図様。板橋75.6×41.0㎝11.6701, William Sturgis Bigelow Collection30.0×533.3㎝11.6538, William Sturgis Bigelow Collection133.1×70.6㎝11.6704, William Sturgis Bigelow Collection199
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