ボストン美術館 日本美術総合調査図録 解説篇
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(2- I -322)(2- I -361)(2- I -323)(2- I -319)(2- I -320)(2- I -321)IX 江戸時代狩野派 Later Kano School Paintings牲川充信(生没年不詳)Niegawa Mitsunobu江戸時代 18世紀後期掛幅一幅 絹本著色しなり鳬」Koshiba Keizan江戸時代 18世紀中〜後期掛幅二幅 絹本墨画著色られた。鯉の目、鰭などに金泥を入れるが、あまり上質のものとはいえない。構図的に見て、もと三幅対であったのだろうか。英一蝶(1652〜1724)Hanabusa Itchō江戸時代 正徳3年(1713)掛幅一幅 紙本著色320.321.322.富士図Mount Fuji山水人物図屛風*Landscape唐人物図Confucius Molested While Teaching323.324.325.松に鶴図Cranes and Pine Tree桜に鯉・紅葉に鯉図Carp and Waterfall with Cherry Tree; Carp and Waterfall with Autumn Foliage涅槃図The Death of the Historical Buddha小柴景山(?〜1801)各108.6×45.4㎝⑴11.6514⑵11.6513, William Sturgis Bigelow Collection[その他]「太公望図 左右山水 狩野友汀筆」との箱書あり。[所見]『在外日本の至宝6 文人画・諸派』(毎日新聞社、1980年)に収載されたよく知られた友汀画である。石田友汀Ishida Yūtei Morinao江戸時代 18世紀後期〜19世紀前期掛幅一幅 絹本淡彩[落款]「法橋友汀筆」[印章]「叔明」(朱文方印)石田友徳(1776〜1835)Ishida Yūtoku江戸時代 19世紀前期六曲一双 紙本金地墨画[落款]「友徳」[印章]「木百」(白文方印)「弟員」(朱文方印)[所見]金箔地が新しく幕末と考えられる。高士は六人で特定の画題は思い当たらず。海北友徳もあり、いずれか不明だが、ボストン美術館のカードにしたがい石田友徳に擬定す。印章は仮に読んだが、確かならず。橘守国(1679〜1748)Tachibana Morikuni江戸時代 18世紀前半掛幅一幅 紙本著色[落款]「橘守國筆」[印章]「守國」(朱文方印)[賛]伊藤東涯「猗嗟聖道丁此屢屯 既畏於匡復厄於陳 君子固窮処困而亨 再絃再歌不悶不驚 伊藤長胤原蔵謹書「長胤之印」(白文方印)「元蔵」(朱文方印)」[その他]鑑蔵印と思われる朱文円印あり。[所見]ボストン美術館のカードには、Confucius Molested while Teachingとある。よい画であるが、守国の肉筆については知られるところが少ない。101.4×40.9㎝11.4469, Fenollosa-Weld Collection⑴155.0×352.8㎝⑵154.8×353.2㎝⑴11.6875⑵11.6874, William Sturgis Bigelow Collection28.9×78.1㎝11.4604, Fenollosa-Weld Collection[落款]「充信画」[印章]「(不明)」(白文方印)[賛]「亀山のいはねの松にすむつるは君か千世経んため[所見]充信は大坂の人で、鶴沢探山の弟子、天明(1781〜89)頃の人という。和歌賛の筆者は不詳。吉祥画の一作例である。[落款]各幅に「法眼景山行年七十歳筆」[印章]各幅に「守典之印」(白文方印)[その他]箱書あり。[所見]景山は大坂の人、父の探春斎に学んで法眼に叙せ[落款]「東武画工 英一蝶藤信香龔図」[印章]「藤原信香」(朱文方印)42.3×57.8㎝11.6537, William Sturgis Bigelow Collection286.4×168.6㎝11.4221, Fenollosa-Weld Collection209英派Hanabusa School

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