（2- I -369）（2- I -370）（2- I -371）（2- I -375）（2- I -366）（2- I -367）（2- I -368）363．364．365．菊慈童図Kikujidō, the Chysanthemum Boy; Chrysanthemums鷙鳥図Falcon Attacking Goose松鷹図Eagle Perched on Branch366．367．368．369．旭日鶴図Crane and Rising Sun; Cranes and Pine実盛化粧図Sanemori Disguising Himself for Battle双鯉図Carps雲龍図Dragon and Clouds狩野春風軒（生没年不詳）Kano Shunpūken江戸時代 18世紀掛幅三幅 絹本著色［落款］各幅に「春風軒筆」［印章］各幅に「（不明）」（朱文方内円印）［賛］⑵「陶家九日夜倒盃 明有黄花為映開 此夕遠公堪自筆 出山逸入酔□来 右松溪九日作 恵帀上人書」「（不明）」（白文方印）「茂□」（朱文方印）［その他］箱書は「菊童子 三幅対 土佐光祐筆」とある。合せ箱ならん。［所見］落款は「春風軒筆」と読めるが印は読めず。一顆か二顆かも判然とせず。ボストン美術館のカードは狩野春風軒としている。狩野跡員（生没年不詳）Kano Sekiin江戸時代末期〜明治時代 19世紀後期掛幅一幅 絹本著色［印章］「跡員之印」（白文方印）［所見］江戸時代というより明治期絵画の様式的な特徴を示している。印章の第一字は足偏に赤であるが、「跡」と読んでおく。画風から見て狩野派の画家であり、ボストン美術館のカードも狩野とするが、実際に狩野と名乗ったか否かは不詳。狩野雪山（生没年不詳）Kano Setsuzan江戸時代 19世紀掛幅一幅 紙本墨画淡彩［落款］「狩野雪山筆」［印章］「流」（朱文壺印）［その他］箱書あり（合せ箱）。［所見］雪山と号する画家は数多くいるが、文政（1818〜30）年間の石井雪山、天保（1830〜44）年間の松平雪山あり、このいずれかに該当するか。ともに雪舟系という。あるいは落款に「狩野」とあり、狩野派風をよくした文政年中の長塩雪山（1774〜1833）か。216⑴87.1×30.7㎝⑵87.4×30.6㎝⑶87.6×31.9㎝⑴11.4353⑵11.4352⑶11.4351, Fenollosa-Weld Collection109.5×50.0㎝11.6363, William Sturgis Bigelow Collection115.4×49.1㎝11.6653, William Sturgis Bigelow Collection高紀（生没年不詳）Kōki江戸時代 19世紀掛幅二幅 絹本著色［落款］各幅に「高紀画」［印章］各幅に「永喜」（朱文円印）［その他］箱書あり。［所見］高紀の伝記は不詳。田付孝則（生没年不詳）Tatsuke Takanori江戸時代 19世紀掛幅一幅 絹本著色［落款］「田附孝則筆」［印章］「田附」（朱文方印）［所見］江戸の蒔絵師。狩野派の画法をよくす。文化（1804〜18）頃の人。実盛が老武者と侮られぬよう白髪を黒く染めた話は、『源平盛衰記』『平家物語』に出る。浮世絵の画題としても好まれ、懐月堂安度に作例あり。狩野探一（生没年不詳）Kano Tan’itsu Moriyoshi江戸時代 19世紀掛幅一幅 絹本著色［落款］「探一齋守善」［印章］「守善」（朱文方印）［所見］守善と名乗った画家に石田遊汀がいるが、彼が探一と号したか否かは不詳。いずれにせよ南蘋派の影響があるように思われる。狩野探宗（生没年不詳）Kano Tansō江戸時代 19世紀掛幅一幅 絹本墨画淡彩各99.0×44.6㎝⑴11.6526⑵11.6525, William Sturgis Bigelow Collection46.0×68.5㎝58.95, Gift of Mrs. Langdon Warner108.8×43.8㎝11.6702, William Sturgis Bigelow Collection119.9×101.2㎝［落款］「狩野探宗筆」
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