（2-II-3）（2-II-4）（2-II-5）（2-II-31）（2-II-6）（2-II-7）（2-II-8）3．源氏物語絵合図The Picture Contest （E-awase） from the Tale of Genji4．正月図羽子板New Year’s Scenes5．菊竹虫図Chrysanthemums and Bamboo Shoots with Insects6．鴫図Snipes7．群鶴図Cranes8．弁才天図Benzaiten, the Goddess of Music and Good Fortune9．王昭君図Wang Zhaojun （Ōshōkun）24.6×18.5㎝11.7131, William Sturgis Bigelow Collection57.3×20.1㎝11.7151, William Sturgis Bigelow Collection97.4×40.9㎝11.7196, William Sturgis Bigelow Collection84.4×32.5㎝11.7176, William Sturgis Bigelow Collection作者不詳Artist unknown江戸時代 17世紀画帖のうち一枚 紙本著色［その他］題簽は「源氏物語絵合巻図 土佐派」（墨書）。［所見］金雲は微塵箔を□りつけたものを用い、丁度、須磨の絵巻を広げたところを描く。江戸時代初期土佐派の細密画法の標準を示す。作者不詳Artist unknown江戸時代 17世紀羽子板一手 木製著色［所見］柄の上下を金襴でくるみ、把手を錦とする。両面とも、各々戸外・室内の正月風俗を描く。室内上部の金雲に三葉葵紋と二個の抱き花牡丹紋が表される。土佐光継（生没年不詳）Tosa Mitsutsugu江戸時代 17世紀初め掛幅一幅 紙本墨画淡彩［印章］「光継」（白文三重郭方印）［その他］箱（桐）蓋表に「掛物」（墨書）とある。［所見］中央に菊、撫子、竹、虻三匹、上に蝶二匹、下に馬追虫一匹。その傍らに花の絵の跡がある。土佐光継は土佐光吉の門人とされる（『古画備考』）。伝土佐光益（生没年不詳）Attributed to: Tosa Mitsumasu江戸時代 17〜19世紀掛幅一幅 絹本著色［落款］「藤原土佐光益筆」（墨書）［印章］「光益」（朱文方印）［賛］伝冷泉為村「明かたの野澤に鴫のうちむれて こゝろのとけく遊ふとそみゆ 爲村讃之」234［その他］箱（桐）に「鴫之掛物 土佐光益筆 一幅」（墨書）とある。［所見］五羽の鴫がかたまって水上にいるところ。水は薄い群青。波紋線（胡粉と墨）に沿って濃くする。落款、冷泉為村の署名のある賛文とも疑問に思える。土佐光益は光吉門人と伝えられる（『古画備考』）。伝土佐光信（生没年不詳）Formerly attributed to: Tosa Mitsunobu江戸時代 17〜18世紀掛幅二幅 紙本著色［その他］「土佐光信筆 鶴 双幅 米人 フェノロサ」（墨書）の紙片付属。［所見］丹頂鶴、真名鶴、黒鶴の三種類の鶴を左右幅とも三羽ずつ描く。鶴の形はしまり、筆使いも細かく描かれ、嘴に薄く緑青を塗る。これらの特色は三井文庫蔵「日月根などはパターン化しており、足の形も異なる。□か屛風の断片を掛物としたと思われる。土佐光起（1617〜91）Tosa Mitsuoki江戸時代 17世紀掛幅一幅 絹本著色［落款］「土佐左近将監光起筆」（墨書）［印章］「藤原」（朱文方印）「将監」（白文方印）［その他］箱蓋表に「辨天 光起筆」（墨書）、側面に「光起筆 辨財天」（墨書）とある。［所見］波の上の岩に唐装の弁才天が坐す。二臂で琵琶を抱え、右手に撥を持つ。右足のみ着衣から出す。左上方に岩壁が下がる。優美な色彩感覚、描線とともに秀麗な顔貌表現は、光起の代表作であることを伝える。起立工商会社社長若井兼三郎よりフェノロサへ贈呈されたものという。土佐光起Tosa Mitsuoki江戸時代 17世紀掛幅一幅 絹本著色［落款］「土佐左近将監光起筆」（墨書）⑴114.9×51.0㎝⑵114.4×50.8㎝⑴11.4564⑵11.4563, Fenollosa-Weld Collection松鶴図屛風」系統の鶴の形や著色法を継承するが、尾羽118.5×60.8㎝11.4565, Fenollosa-Weld Collection92.6×41.2㎝［印章］「光起之印」（白文方印）
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