（2-II-20）（2-II-21）（2-II-22）（2-II-23）（2-II-24）（2-II-25）XI 土佐・住吉・復古大和絵派 Tosa School, Sumiyoshi School, and Revival Yamato-e21．22．23．粟鶉図Quail and Millet菊鶉・松鶴・粟鶉図Quail and Chrysanthemums; Crane, Pine and Sun; Quail and Millet西王母図Xiwangmu （Seiōbo）, the Queen Mother of the West24．25．26．大黒天図Daikoku, One of the Gods of Good Fortune御蔭山神幸・上賀茂競馬図巻Welcoming the Gods of Mikageyama; The Horse Races at Kamigamo Shrine松鶏図Fowl and Pine Branch［所見］夕顔のからむ塀、門前に二人の女性。一人は扇を男性に手渡そうとする。当世美人風。人物表現は平板で力なく、落款とともに光成の真筆であるかは検討を要する。土佐光祐（1675〜1710）Tosa Mitsusuke江戸時代 18世紀掛幅一幅 絹本著色［落款］「正六位下土佐左近衛将監光祐筆」（墨書）［印章］「土佐」（朱文円印）［その他］外題に（打付書）「土佐光祐畫花鳥 山川所蔵」（墨書）とある。［所見］典型的な土佐の鶉スタイルだが、姿態や構成にユーモアが漂う。箱が失われ、現在は筒に納められる。土佐光芳（1700〜72）Tosa Mitsuyoshi江戸時代 18世紀掛幅三幅 絹本著色［落款］⑴⑶「土佐光芳」（墨書）⑵「画所預正五位下土佐光芳」（墨書）［印章］各幅に「光芳之章」（白文方印）［その他］箱（桐）蓋表に「菊ニ鶉之絵 松双鶴之絵 粟之鶉之繪 土佐左近衛将監光芳筆」（墨書）、箱中貼紙に「箱書付 土佐守光孚筆」（貼紙墨書）とある。［所見］各モティーフを丁寧に描き、植物の描写は写実的で光芳の基準作となる作品。右幅には、鶉二羽、白鶉一羽、白菊、黄菊、桔□、薄、中幅には、鶴（親二羽、子一羽）、日輪、松樹、雲、左幅には、鶉（親二羽、子三羽）、粟、露草。土佐光芳Tosa Mitsuyoshi江戸時代 18世紀掛幅一幅 絹本著色［落款］「土佐大蔵少輔從五位上藤原光芳」（墨書）［印章］「光芳之印」（白文方印）40.0×54.2㎝11.7194, William Sturgis Bigelow Collection⑴107.5×36.3㎝⑵107.3×36.3㎝⑶107.3×36.3㎝⑴11.4572⑵11.4571⑶11.4570, Fenollosa-Weld Collection90.5×35.2㎝20.826, William Sturgis Bigelow Collection［その他］箱なく筒入り。［所見］唐装美人図。右手に払子、左手に桃を持つ。モス［落款］「土佐從五位上大蔵少輔藤原光芳」（墨書）［印章］「光芳之印」（白文方印）［その他］箱なく、筒のみ。［所見］前向きの大黒天像。緑色の服に暈しを入れるが、［落款］⑴「画所預正五位下藤原光芳」（墨書）⑵「畫所［印章］⑴「土佐」（朱文方印）「光芳之章」（白文方印）［その他］⑴表紙外題「御蔭山神幸」（貼紙墨書）、⑵表［所見］⑴⑵ともに作風がよく似ており、落款どおりの［落款］「画所預従五位上土佐守藤原光貞」（墨書）［印章］「光貞之章」（白文方印）91.4×36.2㎝11.7197, William Sturgis Bigelow Collection97.3×35.7㎝11.7191, William Sturgis Bigelow Collectionグリーンの衣服に深緑色の暈しを衣紋線に沿って入れる。朱色の隈を入れる顔貌表現に特色がある。土佐光芳Tosa Mitsuyoshi江戸時代 18世紀掛幅一幅 絹本著色俵と人物の描き方が異なり、不調和感がある。土佐光芳Tosa Mitsuyoshi土佐光貞（1738〜1806）Tosa Mitsusada江戸時代 18世紀巻子二巻 絹本著色預従五位下左近衛将監藤原朝臣光貞」（墨書）⑵「光貞之章」（白文方印）紙外題「上賀茂競馬」（墨書）。金砂子の霞。金泥地。箱一、箱書なし。筆者の制作になるか検討を要する。土佐光貞Tosa Mitsusada江戸時代 18世紀掛幅一幅 絹本著色⑵31.7×467.2㎝⑴31.8×470.8㎝⑴11.7192⑵11.7193, William Sturgis Bigelow Collection237
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