（2- I -384）（2-II-26）（2-II-27）（2-II-28）（2-II-29）（2-II-30）27．28．29．呂洞賓図The Immortal Lu Dongbin （Ryodōhin）□萊山図Mount Penglai （Hōrai）薄に雁図Geese Descending to Reeds30．31．32．松鶴図Cranes and Pine七福神図Seven Gods of Good Fortune春秋山水図Spring and Autumn Landscapes［その他］箱（桐）蓋表に「若松雞之圖」（貼紙墨書）、「藤原光貞筆」（貼紙墨書）、同蓋裏に「守明様御筆」（墨書）とある。［所見］平面的で、バランス悪く描かれた鶏。松葉の葉も緑青の線と面で、平面的に描かれている。佐野龍雲（？〜1808）Sano Ryūun江戸時代 18世紀後半掛幅一幅 絹本墨画［落款］「法橋龍雲画」［印章］「義治之章」（白文方印）［所見］大倉好斎の極札があったのであろうが、現在はなくなっている。［付記］第2次調査「江戸時代狩野派」調書による。土佐光孚（1780〜1852）Tosa Mitsuzane江戸時代 19世紀掛幅一幅 絹本著色［落款］「畫所預正五位下土佐守藤原光孚」（墨書）［印章］「光孚之印」（白文方印）［その他］箱（桐）蓋表に「土佐光孚 宝來山」（墨書）、同蓋裏に「下邑氏」（墨書）、側面に「土佐光孚□萊山」（貼紙墨書）とある。［所見］前景は水・亀・双鶴・丘。松竹梅は著色描。岩の輪郭線に点描が置かれる。後景は水墨のみの遠山、雲龍を描く。土佐光孚Tosa Mitsuzane江戸時代 19世紀掛幅一幅 絹本著色［落款］「畫所預従四位上土佐守藤原光孚」（墨書）［印章］「光孚之印」（白文方印）［その他］箱なく、筒入り。［所見］雁は簡略な形で茶色、墨、嘴に赤を賦彩する。薄は金泥と墨で描くが弱々しい出来栄え。画・落款ともに23895.7×37.3㎝11.6601, William Sturgis Bigelow Collection102.6×36.2㎝11.4573, Fenollosa-Weld Collection93.8×35.4㎝20.827, William Sturgis Bigelow Collection検討を要する。97.9×34.8㎝11.7195, William Sturgis Bigelow Collection38.7×57.2㎝11.4559, Fenollosa-Weld Collection⑴96.6×34.6㎝⑵96.7×34.7㎝⑴11.4562⑵11.4561, Fenollosa-Weld Collection土佐光時（1765〜1819）Tosa Mitsutoki江戸時代 18〜19世紀掛幅一幅 絹本著色［落款］「従五位下左近衛将監藤原光時」（墨書）［印章］「光時之印」（白文方印）［その他］箱なく、筒入り。［所見］双鶴はしっかりと描けている。岩にやや太めの線を用いる。背後の松樹は馬遠形の松葉で、背後に薄い墨を刷く。土佐光文（1813〜79）Tosa Mitsubumi江戸時代 19世紀掛幅一幅 絹本著色［落款］「畫所預従五位上左近衛将監藤原光文」（墨書）［印章］「光文之印」（白文方印）［その他］箱（桐）蓋表に「七福神圖 藤原光文筆 表具好之」（墨書）とある。［所見］寿老人、布袋、大黒、恵比寿、毘沙門、弁才天、福禄寿（鹿）。全体にやや小さめのモティーフで色彩、衣服の文様を細かく丁寧に描く。光文の特色のよく表れた作品といえる。土佐光清（1805〜62）Tosa Mitsukiyo江戸時代 19世紀掛幅二幅 絹本著色［落款］各幅に「畫所預従四位下土佐守藤原光淸」（墨書）［印章］各幅に「光淸之印」（白文方印）［その他］箱あり。［所見］右幅は前景に岩山、家、桜、松。水を隔てて帆船（帆のみ見える）、遠山。左幅は、稲田、紅葉した木々など。やや弱々しい作風。
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