(2-II-32)(2-II-33)(2-II-34)(2-II-38)(2-II-39)(2-II-40)XI 土佐・住吉・復古大和絵派 Tosa School, Sumiyoshi School, and Revival Yamato-e33.34.35.徒然草図 第百八十三段Chapter 183 from Essays in Idleness (Tsurezuregusa)楠木正成訣子図Kusunoki Masashige Bidding Farewell to His Son衣川館図Minamoto no Yoshitsune’s Last Stand at the Koromo River36.37.38.船上管弦図Court Musicians on a Boat三夕図The Three Evenings董仲舒図Portrait of the Confucian Scholar Dong Zhongshu(Tōchūjo)29.3×19.8㎝11.7156, William Sturgis Bigelow Collectionれた荷車を引く黒牛、右下の木に鎖で繋がれた犬などを53.8×85.6㎝11.7173, William Sturgis Bigelow Collection掛幅一幅 絹本著色住吉具慶(1631〜1705)Sumiyoshi Gukei江戸時代 17世紀画帖のうちの一枚 紙本著色[所見]『徒然草』第百八十三段の「人觝く牛をば角を截り、人□ふ馬をば耳を截りて、その標とす、標を附けずして人を傷らせぬるは、主の咎なり、人を□ふ犬をば養ひ飼ふべからず、これ皆、咎あり、律の禁なり」にもとづいて、往来で人に噛みつく粗暴な灰色の馬、角の切ら描く。あたふたと逃げる人々の様子が生き生きと表情豊かにとらえられた精作である。連れとみられる図も確認されており、画帖の一葉が残ったものである。近年の研究により住吉具慶の作として認められるようになった。住吉広行(1755〜1811)Sumiyoshi Hiroyuki江戸時代 18〜19世紀掛幅一幅 絹本著色[落款]「住吉廣行筆」(墨書)[印章]「(不明)」(朱文壺形印)「我卑古人」(白文方印)[賛]伝佐藤一斎「殉國心肝銕石存当/留遺訣答君恩千秋/誰假丹青手招得英/雄未滅魂一齋坦題「藤坦」(朱文方印)」[その他]裏面天の部分左側に安政6年(1859)記小野惟一の墨書あり。箱なし、筒入り。[所見]左側に楠木正成、右側に息子の正行を配し、『太平記』巻十六に記述される桜井宿の別れの場面を描く。賛文は佐藤一斎の署名・印章を有するが検討を要する。住吉広行Sumiyoshi Hiroyuki江戸時代 18〜19世紀[落款]「住吉内記藤原廣行畫」(墨書)[印章]「无畫益」(朱文鼎形印)[その他]箱あり。[所見]『古今著聞集』巻九等に記される前九年の役に際[落款]「住吉内記廣尚畫」(墨書)[印章]「正圀之画道」(朱文方印)[その他]箱なし、筒入り。[所見]前景に船の中で笛や笙を演奏する王朝人物七人[落款]各幅に「住吉内記廣尚畫」(墨書)[印章]各幅に「廣尚」(白文方印)[その他]箱(桐)に「三夕圖 住吉内記筆 三幅對」(墨[所見]三夕それぞれを人物を描かず、景物のみで表す。64.2×113.5㎝11.7174, William Sturgis Bigelow Collection97.7×38.4㎝11.7158, William Sturgis Bigelow Collection159.7×53.7㎝して、敗走する安倍貞任を追う源義家との間で交された和歌問答の場面を描く。人物の表情は34番「楠木正成訣子図」(11.7173)の楠木正成とよく似ている。住吉広尚(1781〜1828)Sumiyoshi Hironao江戸時代 19世紀掛幅一幅 絹本著色と船頭、水流の色は鼠色に近い青色を呈す。後景に金泥を刷いた山の上に殿舎を配し、内部に女性が二人小さく描かれる。遠近感に富み、広尚の作品の特徴をよく示す優品である。住吉広尚Sumiyoshi Hironao江戸時代 19世紀掛幅三幅 絹本墨画淡彩⑴⑶81.9×27.6㎝⑵81.9×27.5㎝書)とある。墨を基調とするが、やや頼りない線が目立つ。住吉弘貫(1793〜1863)Sumiyoshi Hirotsura江戸時代 19世紀掛幅一幅 紙本著色239住吉派Sumiyoshi School⑴41.515⑵43.127⑶41.516, Gift of Mrs. Francis Gardner Curtis
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