（2-II-53）（2-II-54）（2-II-55）（2-II-56）XI 土佐・住吉・復古大和絵派 Tosa School, Sumiyoshi School, and Revival Yamato-e57．58．59．法隆寺宝物図巻Treasures of Hōryū-ji蘭陵王・納曽利図Bugaku Dances Ranryō-ō and Nasori龍胆に馬追虫図Insect on Gentians鈴江貫中（1831〜68）Suzue Tsuranaka江戸時代末期 19世紀中頃掛幅二幅 絹本墨画着色［落款］（両幅とも）「定衡」［印章］（両幅とも）「定衡」（白文重郭長方印）［所見］滲み、ぼかしに特徴あり。［付記］第3次調査「洋風画・南蘋派・南画・諸派」調書による。鈴江貫中Suzue Tsuranaka江戸時代末期 19世紀中頃掛幅一幅 絹本墨画淡彩［落款］「摹李麟之圖／貫中」［印章］「⃞⃞⃞⃞」（朱文重郭方印）［所見］鯉が大きいため若干ユーモラスな感が強い。［付記］第3次調査「洋風画・南蘋派・南画・諸派」調書による。守住貫魚（1809〜92）Morizumi Tsurana江戸時代 19世紀中期掛幅一幅 絹本墨画淡彩［落款］「守住定輝筆」（墨書）［印章］「回春斎」（白文方印）「定輝」（白文方印）［その他］箱蓋表に「Tろ」（墨書）、側面に「大福畫定輝筆」（墨書）、軸に「定輝筆大福之圖」（墨書）とある。［所見］白描画。衣裳の袖、裾、面などにのみ薄紅色を用い、扇の紐に金泥を施す。守住貫魚は、初め阿波藩の御用絵師渡辺広輝に学び、天保4年（1833）に入門した住吉弘定（後名弘貫）より「定」字を受けて定輝と改称し、さらに嘉永6年（1853）に貫雄と改名しているので、本図の制作時期は天保4年〜嘉永6年に限定することができる。各100.4×42.0㎝⑴11.8707⑵11.8708, William Sturgis Bigelow Collection128.9×70.0㎝11.8692, William Sturgis Bigelow Collection106.1×36.1㎝11.7198, William Sturgis Bigelow Collection［落款］「文政辛巳秋摸製之 訥言」（墨書）［印章］「痴翁」（白文方印）「訥言陳人」（白文方印）［その他］箱蓋表に「法隆寺賓物之圖 御巻物 一軸田中［所見］訥言最晩年の年紀を有し、かつその古物研究の実［落款］各幅に「訥言」（墨書）［印章］各幅に「痴翁」（朱文方印）「訥言」（白文方印）［その他］箱蓋表に「陵王楽 奈曾利」（墨書）、蓋裏に「先師訥言翁真跡無相違之者 平安一蕙齋豊臣可爲識之」（墨書、浮田一蕙筆）「浮可爲印」（白文方印）。大倉好斎［所見］左幅に舞楽の蘭陵王、右幅に納曽利の演者を一人39.2×2517.8㎝11.9239, William Sturgis Bigelow Collection田中訥言（1767〜1823）Tanaka Totsugen江戸時代 文政4年（1821）巻子一巻（三巻を一巻に改装） 紙本墨画淡彩訥言筆奥書名印アリ」（墨書）とある。態が知られる資料である。もと三巻構成で、内容は標記によれば次の通りである。上：七曜御釼□笏、木弓、胡籙、矢、鐙、琴、洞簫、鞨鼓牀、銅斗、大量、壓尺。中：賢聖瓢、銅鏡、孝謙天皇御褥、鸚鵡形、韓櫃、風爐、塵尾、刀子、燈薹、油注、針筒、水注、鋸。下：經筥、經机、書筒、誦珠、鐡鉢、錫□、鈴、水瓶、金山寺香爐同銘、柄香爐、無垢浄光塔、竹帙。田中訥言Tanaka Totsugen江戸時代 19世紀前半掛幅二幅 絹本著色による極札（二枚、各幅に対して）に「辛寅冬」の年紀あり。ずつ謹直な線で人物の衣裳を描き、彩色厚く文様も丁寧に仕上げる。田中訥言Tanaka Totsugen江戸時代 19世紀前半各101.2×34.1㎝⑴11.4819⑵11.4818, Fenollosa-Weld Collection24354．双鷹図Falcons55．鯉魚図56．Carp乙御前図Otogoze, Goddess of Mirth復古大和絵派Revival Yamato-e
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