ボストン美術館 日本美術総合調査図録 解説篇
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XIII 円山四条派 Maruyama-Shijō School掛幅一幅 絹本著色上田耕冲Ueda Kōchū幕末〜明治時代 19世紀中〜後期掛幅一幅 絹本著色ねる。菖蒲が水中から突然生えるのも不自然。斑目東雄(1795〜1863)Madarame Tōyū江戸時代後期 19世紀中期掛幅一幅 絹本著色ど、東東洋系の技法に近い。牧楚山(生没年不詳)Maki Sozan江戸時代後期 19世紀中期掛幅二幅 絹本著色款記から、景文の作品を模したと思われる。53.松竹梅海老図54.飛雪双鷺図55.巌頭飛雁図56.雌雄孔雀図57.菖蒲に亀図58.藤に大瑠璃図59.松島・天橋立図100.0×35.9㎝11.8539, William Sturgis Bigelow Collection122.4×60.5㎝11.8459, William Sturgis Bigelow Collection150.9×104.6㎝11.8457, William Sturgis Bigelow Collection幕末〜明治時代 19世紀中〜後期方印)」[所見]大英博物館に無款の模本あり。優品。吉村孝文(1790〜1863)Yoshimura Kōbun江戸時代 嘉永7年(1854)掛幅一幅 絹本著色[落款]「了斎」[印章]「孝文」(朱方変形印)[その他]蓋表「海老 了斎画」、蓋裏「嘉永七寅/弥生調之 中西」[所見]お目出度い図柄。孝文の作は珍しい。一作例として録すべきものか。上田耕冲(1819〜1911)Ueda Kōchū江戸時代 嘉永6年(1853)掛幅一幅 絹本著色[落款]「嘉永癸丑初冬中浣/耕冲写」[印章]「上田万印」(白文方印)「耕沖」(朱文方印)[所見]耕冲にしては(大坂の絵師にしては)、実に洒落て垢抜けた作品。簡素な画面ではあるが、大変いい作品と評価したい。上田耕冲Ueda Kōchū幕末〜明治時代 19世紀中〜後期掛幅一幅 紙本著色[印章]「上田万印」(白文方印)「耕沖」(朱文重郭方印)[所見]円満院旧蔵円山応挙筆本(現在福田美術館蔵)を摸写したもの。藤田美術館には応挙のバージョンもあり。どちらを見たかよく調べるべし。上田耕冲Ueda Kōchū[落款]「應擧図/耕冲」[印章]「上田万印」(白文方印)「耕沖」(朱文方印)[所見]原本は黒川古文化研究所旧蔵本(現MIHO MUS EUM蔵)か。ただし、佐々木氏によると、このバージョン種々あり。調べるべし。[落款]「耕冲」[印章]「上田万印」(白文方印)「⃞徳」(白文方印)[所見]絵具の付きがべったりしていて上品とは言いか[落款]「東雄」[印章]「東雄」(白文方印)「伯英」(朱文方印)[所見]背景に薄墨を刷く点、濃淡のはっきりしない葉な[落款]⑴「楚山臨」⑵「景文翁筆応需/楚山臨」[印章]各幅とも「楚」「江月」(朱文楕円連印)[その他]蓋表「天ノ橋立/奥州松島 双幅 槇楚山」[所見]円山四条系の画風だが、ごくあっさりしたもの。73.0×99.5㎝11.8458, William Sturgis Bigelow Collection99.0×36.8㎝11.8455, William Sturgis Bigelow Collection[その他]蓋表「菖蒲亀 上田耕冲筆」115.2×34.7㎝11.8620, William Sturgis Bigelow Collection各105.8×42.1㎝⑴11.8600⑵11.8601, William Sturgis Bigelow Collection323Iris and TortoisesWisteria and Blue-and-White FlycatcherMatsushima; AmanohashidateNew Year’s Emblem: Spiny Lobster, Pine, Bamboo, and PlumEgrets on the WingWild Geese near ShorePeafowl

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