XIII 円山四条派 Maruyama-Shijō Schoolことは明確である。四条派らしい典型的な作品。八木奇峰Yagi Kihō幕末〜明治時代 19世紀中期掛幅一幅 絹本淡彩写にいいものがある。梅の葉の描き方がいい。前川五嶺（1805〜76）Maekawa Gorei幕末〜明治時代 19世紀中期掛幅一幅 絹本著色だが、目の表情にはやや江戸風あり。優品。長谷川玉峰（1822〜79）Hasegawa Gyokuhō江戸時代 嘉永5年（1852）掛幅一幅 絹本著色長谷川玉峰Hasegawa Gyokuhō幕末〜明治時代 19世紀中期掛幅一幅 絹本著色123．雉子・翡翠図124．夏至山水図125．桜花鳩図126．青梅小禽図127．雪中美人図128．掛鯉図129．四季花鳥図127.2×60.3㎝11.8312, William Sturgis Bigelow Collection各131.2×30.5㎝⑴11.8268⑵11.8266＊, William Sturgis Bigelow Collection144.1×56.4㎝11.8440, William Sturgis Bigelow Collection102.0×35.4㎝11.4737, Fenollosa-Weld Collection江戸時代末期 19世紀中期掛幅一幅 紙本墨画淡彩［落款］「芳園写」［印章］「西芳園」（朱文長方印）西山芳園Nishiyama Hōen江戸時代末期 19世紀中期掛幅二幅（⑵は額装） 紙本著色［落款］各幅とも「芳園」［印章］各幅とも「芳園」（朱文布銭印）［賛］熊谷直好⑴「霞たつ春もたけ田のはらに来てなかなかし日を独遊む／直好」⑵「みなそこの緑を己か羽色にて涼しき影をうつしてそみる／直好」［所見］熊谷直好の賛がある点評価すべし。八木奇峰（1804〜76）Yagi Kihō幕末〜明治時代 19世紀中期掛幅一幅 絹本著色［落款］「奇峰写」［印章］「竒峰之印」（白文方印）［その他］軸裏印「松浦」（朱文方印）、蓋表「夏至山水画 八木奇峰筆」［所見］景文門下とはいえ、松樹や岩の描写に円山派的要素がよく出ている。夏の渓流を描く中々堂々たる大作で、注目すべき作。なお、波の描写には景文的なところが見られる。優品。八木奇峰Yagi Kihō幕末〜明治時代 19世紀中期掛幅一幅 絹本著色［落款］「奇峰」［印章］「奇峰幽人」（白文方印）［所見］景文に全く同じ作品あり。師の作品を手本にした［落款］「奇峰」［印章］「奇峰幽人」（白文方印）［所見］鵤と雀、いかにも景文ばりの作品なり。青梅の描［落款］「五嶺」［印章］「五嶺」（白文方印）［所見］五嶺には珍しい浮世絵風美人図。髪型などは京風［落款］「壬子晩冬写之／玉峰」［印章］「玉」「峰」（白文楕円連印）［所見］応挙や長崎派にもこの図あり。［落款］「応需／玉峰」［印章］「長」（白文重郭方印）「玉峰」（朱文方印）118.7×50.5㎝11.8438, William Sturgis Bigelow Collection99.5×40.7㎝11.8468, William Sturgis Bigelow Collection95.3×35.4㎝11.8211, William Sturgis Bigelow Collection140.1×71.6㎝11.4711, Fenollosa-Weld Collection333Pheasant; KingfisherLandscape with WaterfallPigeon, Sparrows, and Cherry TreeBirds and Plum TreeCourtesan in the SnowBrace of CarpBirds and Flowers of the Four Seasons
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