［所見］日華には珍しい世界。いささか異様さあり。しかし、日華の作品として珍しいと考える。田中日華Tanaka Jikka江戸時代末期 19世紀中期掛幅一幅 絹本著色［落款］「日華写」［印章］「九峯堂」（朱文長方印）「日華」（白文長方印）［所見］日華の知られている作品の中で、最も大きな作品。鳥の大きさ（種類による）にいささか疑問もあるが、十分の力作と評価していいであろう。四条派の三代目辺りも、このように鳥たちのスケッチを行っていたのであろう。優品。田中日華Tanaka Jikka江戸時代末期 19世紀中期掛幅一幅 絹本墨画淡彩［落款］「日華写」［印章］「九峯堂」（朱文方印）［その他］蓋表「夕月小野炭□ 田中日華筆」、蓋裏「弘化二乙巳初冬 ⃞⃞」［所見］日華らしい清楚な描写。わずかに薄茶色を入れている。なお、箱書の弘化二年は日華の没年になる。田中日華Tanaka Jikka江戸時代末期 19世紀中期掛幅一幅 紙本墨画［落款］「日華」［印章］「田日華印」（白文方印）「伯輝」（朱文長方印）［その他］蓋表「雲龍図 田中日華画」［所見］龍の姿を頭部と右手のみに留め、下半分を白い雲とする。くっきり描いたものより、龍の霊気が感じられ338150.3×84.7㎝11.4759, Fenollosa-Weld Collection28.5×398.3㎝11.8638, William Sturgis Bigelow Collection108.5×31.0㎝11.8469, William Sturgis Bigelow Collection160.9×95.3㎝西脇蘭渓（1810〜82）Nishiwaki Rankei江戸時代 安政6年（1859）掛幅一幅 絹本墨画淡彩［落款］「養老真景四時之図□瀑布与菊水写／維時安政六歳在己未六月／山陰逸史蘭渓菅正栄」［印章］「蘭渓道人」（朱文方印）「松亭之印」（白文方印）［その他］蓋表「養老山真敬 菅原蘭渓筆」、蓋裏「陽谷堂所持」［所見］春の桜、夏の藤、秋の楓、冬の雪山と、四季を一図に表す。細かくカラフルに描く。優品。森俊章（雲外）（生没年不詳）Mori Shunshō （Ungai）江戸時代末期 19世紀中期巻子一巻 紙本墨画淡彩［落款］「森雲外」［印章］「十内漁隠」（白文方印）［その他］外題「森雲外 画帖」［所見］中々達者な筆遣いを見せている。作品は絵手本を集めて一巻に貼付したものと思われるが、他に作品も少なく、重要な資料と評価してよいのではないか。脇坂湖山（生没年不詳）Wakisaka Kozan江戸時代末期 19世紀中期まくり一枚 紙本淡彩［落款］「湖山」［印章］「湖」「山」（白文方連印）［所見］円山派略画人物の典型。恵比須と大黒が門付芸のような踊りをする。百々広年（？〜1856）Dodo Hirotoshi江戸時代末期 19世紀中期掛幅一幅 紙本墨画淡彩161．養老真景図Yōrō Falls162．絵手本巻Copybook163．恵比須大黒図164．滝に鷲図158．群鳥図Birds159．小野炭焼図160．雲龍図Daikoku and Ebisu, Gods of Good FortuneEagle and Waterfall11.8492, William Sturgis Bigelow Collection154.9×85.9㎝11.8491, William Sturgis Bigelow Collection99.8×36.0㎝11.4751, Fenollosa-Weld Collection130.5×52.3㎝11.4749, Fenollosa-Weld Collectionる。Charcoal Kiln at OnoDragon and Clouds
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