XIII 円山四条派 Maruyama-Shijō School掛幅一幅 紙本著色東飯峯西」（遊印、朱文長方印）裾がめくれて下半身が露わに。あぶな絵。真龍としては中の下。野畑如龍（生没年不詳）Nobata Joryū江戸時代後期 19世紀初期掛幅一幅 紙本著色筆」で、アクの強さはあるものの、代表作に加えていいであろう。衣の文様に変化をつけて、工夫を凝らす努力のあとが見られる。公家、武家、町人の子女、舞妓など、様々な女性が見られる。素龍（晴茂）（生没年不詳）Soryū （Harushige）江戸時代後期 19世紀初期掛幅一幅 紙本著色風。特に裾の形が上龍風。井上雪山 （生没年不詳）Inoue Setsuzan江戸時代後期 19世紀初期掛幅一幅 紙本著色197．十妍図198．石橋踊美人図199．太夫芸妓図193．歌妓納涼図194．桜狩図195．傘持ち美人図196．清水舞台より飛び降る娘図127.8×56.2㎝11.8400, William Sturgis Bigelow Collection125.5×53.8㎝11.8395, William Sturgis Bigelow Collection102.3×42.9㎝11.8398, William Sturgis Bigelow Collection江戸時代後期 19世紀初期三畠上龍Mihata Jōryū江戸時代後期 19世紀初期掛幅一幅 絹本著色［落款］「上龍」［印章］「乗良」「真真」（白文楕円連印）［その他］蓋表「上龍之筆□園町ノ歌妓納涼図」、蓋裏「明治九年丙子九月念七⃞⃞佛鑑」［所見］箱書に□園町とあり、高瀬川沿いの床のようなところで夕涼みをする歌妓の姿を描いたものであろう。上龍などによく見られる構図であろう。左手の描写にぎこちなさが見られる。絵具の使い方に泥臭さ免れず。三畠上龍Mihata Jōryū江戸時代後期 19世紀初期掛幅一幅 絹本著色［落款］「上龍」［印章］「襄陵」（白文方印）［所見］京都文化博物館（観方コレクション）に同一図柄があるという。衣は地塗りなく、文様（葡萄？）を描く。そのため画面の上品さを欠くことになったと思われる。また、衣紋線のタッチも強いものあり。いかにも、上龍らしい作品の一例。三畠上龍Mihata Jōryū江戸時代後期 19世紀初期掛幅一幅 絹本著色［落款］「上龍」［印章］「襄陵」（白文方印）［所見］いかにも上龍らしい作柄。草鞋を履き傘を持つのは舞姿であろうか。背後に一本の桜を添える。印にいささか疑問あり。しかし、作品としてはいいのではないか。吉原真龍（1804〜56）Yoshiwara Shinryū［落款］「真龍」［印章］「真竜」（白文方印）「臥雲」（朱文方印）「家在豊［所見］娘が傘を差して清水の舞台から飛び降りている。［落款］「平安如龍」［印章］「如」「龍」（白文楕円連印）［その他］外題「花洛美人十躰之図皇都浮世絵元師如龍士［所見］如龍の作品では、極めて力作である。彩色も豊か［落款］「素龍」［印章］「晴茂之印」（白文方印）「素竜」（朱文方印）［所見］美人が石橋を踊る。素龍は不明だが、上龍系の画［落款］「雪山写」［印章］「井上」（白文方印）「雪山」（朱文方印）110.4×41.8㎝11.8569, William Sturgis Bigelow Collection128.3×60.6㎝11.8399, William Sturgis Bigelow Collection130.8×53.8㎝11.8583, William Sturgis Bigelow Collection141.4×83.6㎝11.8566, William Sturgis Bigelow Collection343Ten Women of Various ClassesShakkyō, the Lion DanceTayū and GeikoGeisha Cooling Off by a River in GionWoman Picking Cherry BlossomsWoman with an UmbrellaWoman Flying Down from Kiyomizu-dera Veranda
元のページ ../index.html#351