200．水鏡美人図201．美人図202．双鹿図203．丹鳳来儀図204．岩上虎図205．山水図［所見］個性派ではあるが、井特などのようなアクの強さはなく、多少品がある画面。雪山の他の作品は未見であるが、力作として評価しておきたい。梅田大武（生没年不詳）Umeda Taibu江戸時代 慶応2年（1866）掛幅一幅 紙本著色［落款］「大武」［印章］「大武」（白文長方印）［賛］鹿島則瓊「たをやめのそて吹かへす川風にうつるすかたも涼しかりけり／八十一翁中臣鹿嶋連則瓊」［所見］上龍系の浮世絵美人。顔は真龍に近い。ポーズは京都府立総合資料館の上龍に近いものがある。作者不詳Artist unidentified江戸時代末期 19世紀中期掛幅一幅 絹本著色［印章］帯「⃞洲」（朱文書印）［その他］蓋表「美人図 一軸」［所見］三畠上龍一派か。吉原真龍のそのあとか。衣紋線は荒っぽく、それに濃彩を施す。美人と狆。濃艶な美人図。帯に鶴、着物に萩の意匠あり。上龍、真龍と同じく、少々品格欠く。英文調書は"Hoshu"とせり。芳洲か。岸駒（1749 / 56〜1838）Kishi Ganku江戸時代後期 19世紀初期額装一面 絹本淡彩［落款］「虎頭館岸駒」［印章］「可観」「岸駒」（白文方連印）344107.3×42.3㎝11.8603, William Sturgis Bigelow Collection96.8×36.4㎝11.8329, William Sturgis Bigelow Collection167.3×86.6㎝11.4701, Fenollosa-Weld Collection［所見］現在額装であるが、中々堂々の大幅なり。岸駒の140.8×84.8㎝11.8043, William Sturgis Bigelow Collection98.9×36.3㎝11.4698, Fenollosa-Weld Collection131.1×57.5㎝11.8171, William Sturgis Bigelow Collection［その他］蓋表「水墨山水 越前介岸駒画」力作として高く評価して可なり。「虎頭館」の落款も珍しい例である。優品。岸駒Kishi Ganku江戸時代後期 19世紀初期掛幅一幅 絹本著色［落款］「越前守位置筆法岸駒」［印章］「鳩巣楼」（白文方印）「岸駒」「賁然」（白朱文方連印）［その他］蓋表「丹鳳来儀図 一幅」、蓋裏「此幅位置分布天保年間家翁越前守製之而骨廓復所自筆後令生徒着彩以得落成因今令余識其事以為証 旹嘉永五年壬子夏五 同功筑前介岸岱」、他に添状一通［所見］きわめて興味深い作例なり。岸駒が構図をつくり、弟子が彩色を行ったことが明らかにされるからである。工房制作の実態がはっきりと知られる貴重な例なり。箱書とともに近世絵画史の逸すべからざる資料なり。上記消去のあとは弟子の落款の可能性もあるように思われる。優品。［付記］第3次調査「洋風画・南蘋派・南画・諸派」調書による。岸駒Kishi Ganku江戸時代後期 19世紀初期掛幅一幅 絹本淡彩［落款］「同功館岸駒」［印章］「岸駒」「賁然」（白朱文方連印）［所見］いかにも岸駒のお決まりの虎である。いささか軽く流した感あり。岸駒の一作例たるもの。岸駒Kishi Ganku江戸時代後期 19世紀初期掛幅一幅 絹本墨画［落款］「越前介岸駒」［印章］「可観」「岸駒」（白文方連印）岸派Kishi SchoolWoman Reflected in the WaterGeisha and DogDeerPhoenixes and Other BirdsTigerLandscape with Houses
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