（2-IV-1）（2-IV-2）（2-IV-3）1．龐居士・霊昭女図屛風（見立久米仙人）Pang Jushi （Hōkoji） and Ling Zhaonu （Reishōjo）: Parody of Jiumei （Kume） the Transcendent2．3．［凡例］曾我蕭白・伊藤若冲のデータは、 作品番号．作品名 作者（生没年） 時代 世紀（制作年） 形状員数 材料技法 法量（縦×横） ［落款］ ［印章］ ［賛］ Acc. No., Credit Line ［その他］ ［所見］の順に記してある。作者名は、代筆、偽作と思われるもの、真筆と断定できないものには、伝を付した。また、作者の年齢は数え年による。ただし、［落款］［印章］［賛］［その他］［所見］などの項目のうち、存在しないものや不要のものは省いてある。［Note to Readers］OrganizationThis section is divided into two groups—the works of Soga Shōhaku is and his followers and those of Itō Jakuchū and his followers. Each group is arranged in the following order: Paintings by the artist himself Paintings attributed to the artist but executed by others (daihitsu) and fakes Paintings bearing the seal of a student.曾我蕭白（1730〜1781）Soga Shōhaku江戸時代 宝暦9年（1759）六曲一隻 紙本墨画金彩［落款］「平安散人曽我蕭白藤原暉雄行三十歳圖之（花押）」［印章］「鸞山」（白文方印）「曾我氏」（朱文方印）156.1×363.8㎝11.7028, William Sturgis Bigelow Collection［所見］衣紋や髪飾り、どんぐりの実などに金泥線で模［落款］⑵「曽我蕭白暉雄圖」［印章］⑵「鸞山」（朱文円印）⑴⑵「曾我暉雄」（白文［所見］⑴は男性と児童で書画をあらわす（棋は描かれて［落款］⑷「曽我蕭白行年三十四歳画」［印章］⑷「鸞山」（朱文円印）「蕭白」（朱文方印）「虎［その他］修復前調査の状態は下記の通り。 □二面をつないで一枚の厚紙を裏打ちしてある。1・2面⑴の左端下から72㎝のところに引手跡あり。右端は欠損のため判断できず。紙面の欠損8ヵ所を補修。3・4面⑵の左端に引手跡、右端の引き手跡は不明。この面には欠損さほどない。5・6面⑶左端に引き手跡らしきものあり。5面の右下端、6面の右端から下辺により大きな欠様や縁取りを施す。樹木の一部にも金泥で反り隈を施す。30歳での蕭白の画風の個性と完成度を示す重要な作品。曾我蕭白Soga Shōhaku江戸時代 宝暦10年（1760）頃□九面 紙本墨画⑴各176.8×66.8㎝⑵各176.8×137.8㎝小方印）⑴⑵「蕭白」（朱文小方印）いない）。⑵は琵琶、笛、笙を奏でる女性と児童を描く。没骨法を交えた柔軟な筆致。⑵の女性的な柔らかい筆致に対し、⑴は「酔筆」ともとれるような男性的な荒々しさあり。30歳初めの作品。近年引手跡に従い、屛風から□に改装。曾我蕭白Soga Shōhaku江戸時代 宝暦13年（1763）□八面 紙本墨画道」（白文方印）369曾我蕭白・蕭白派Soga Shōhaku and Shōhaku School琴棋書画図□The Four Accomplishments雲龍図□Dragon and Clouds⑴11.4512.1□6⑵11.4511.1□3, Fenollosa-Weld Collection各165.6×135.0㎝⑴11.7043.1□2⑵11.7042.1□2⑶11.7041.1□2 ⑷11.7040.1□2, William Sturgis Bigelow CollectionXIV 曾我蕭白・伊藤若冲 Soga Shōhaku and Itō Jakuchū
元のページ ../index.html#377