（2-IV-49）（2-IV-50）（2-IV-51）（2-IV-52）XIV 曾我蕭白・伊藤若冲 Soga Shōhaku and Itō Jakuchū［印章］「藤」（白文円印）「藤處冲印」（白文方印）［その他］箱書は、蓋表に「極彩色覇王樹鶏之圖 若仲之［所見］伊藤若冲の弟子の一人と思われる処冲の作。名前［印章］「荷昼光己旡擎爾美菊残猶有屈霜時」（白文方印）「別号萊洲」（朱文円印）［その他］箱書あり（合せ箱）。［所見］はっきりとわかる若冲の弟子の作として評価で49．50．51．52．雪中雄鶏図Rooster in the Snowきる。［落款］「心遠舘若冲製」［印章］「藤汝鈞印」（白文方印）「若冲居士」（朱文円印）［その他］蓋表「松鸚鵡 若仲」、身裏「明和五子歳 錦高倉米斗菴什」。［所見］鸚鵡はおそらく裏彩色で黄色を塗り、表から胡粉で精密に羽毛を描く。激しい情感を潜める鸚鵡図の傑作。松は大黄松。伊藤若冲Itō Jakuchū江戸時代 18世紀後半掛幅一幅 紙本墨画［印章］「汝鈞」（白文方印）「若冲居士」（朱文円印）［賛］無染浄善「「空中鳥跡」（関防印、白文長方印）苦心留宇宙 清氣付江頭 山人一老爲 有誰両友于「浄善之印」（白文方印）「松窓四五片間雲」（朱文方印）」［その他］箱書あり。［所見］賛者は丹崖和尚（1693〜1764）。若冲居士円印初め反対（上下逆）に捺し、気がついて正しく捺し直したものであろう。下に薄くそれが見えている。今まであまり知られなかった優品なり。伝伊藤若冲Formerly attributed to: Itō Jakuchū江戸時代 18世紀後半掛幅一幅 紙本著色［落款］「米斗翁八十二歳画」［印章］「藤汝鈞印」（白文長方印）「若冲居士」（朱文円印）［所見］若冲のパターンはよく取っているが、近代のコピーであろう。しかし、ビゲローコレクションであった点は興味深し。上の印は基準印に比べて縦長にすぎる。下の印は草冠の右側が少しかしいでいて基準印と合わず。処冲（生没年不詳）Shochū江戸時代 18世紀後期掛幅一幅 紙本著色40.1×55.6㎝50.1493, Bequest of Charles Bain Hoyt̶Charles Bain Hoyt Collection121.2×50.5㎝1986.748, Charles Bain Hoyt Fund173.8×104.7㎝11.6936, William Sturgis Bigelow Collection130.7×49.0㎝筆」とある。のわかる若冲派の作例として意昧がある。萊洲（生没年不詳）Raishū江戸時代 18世紀後期掛幅一幅 紙本著色（調査責任者：辻惟雄、佐藤康宏）37711.4496, Fenollosa-Weld Collection116.3×50.4㎝11.6945, William Sturgis Bigelow Collection唐瓜図Gourd群鶏図Fowl仙人掌双鶏図Fowl and Cacti
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