XV 洋風画・南蘋派・南画・諸派 Western-Style Paintings, Shen Nanpin School, Nanga, and Various Schools138.威振八荒図139.山水図140.楼閣山水図141.嵐山・淀・佐野渡図135.廬山飛泉図136.草虫図137.芭蕉に鶏図⑴⑶111.8×38.2㎝⑵112.0×38.4㎝掛幅二幅 絹本著色[落款]⑴「笑翁武清筆」⑵「可菴武清筆」[印章]各幅とも「武清」(朱文分銅形印)[所見]師宣風の古い肉筆浮世絵の画法を使う。懐古趣味の絵か。優品。大岡雲峰(1765〜1848)Ōoka Unpō江戸時代 嘉永元年(1848)掛幅一幅 絹本墨画[落款]「廬山飛泉 戊申仲夏寫大岡雲峰時歳八十五」[印章]「大岡雲峰」(朱文方印)「字曰成寛」(朱文方印)「號九寉」(朱文方印)[所見]嘉永元年84歳没が定説だが、本図では同年に85歳と記す。理由不明。畑中西山(?〜1831)Hatanaka Seizan江戸時代後期 19世紀初期掛幅二幅 絹本着彩[落款]⑴「西山珪寫」⑵「西山中珪寫」[印章]⑴「珪印」(白文長方印)「子徳」(白文長方印) ⑵「珪印」(朱文長方印)「西山」(白文長方印)[所見]草花、蝶などの描写が細密で、中々面白い作品である。岡田閑林(1775〜1849)Okada Kanrin江戸時代後期 19世紀初期掛幅一幅 絹本著色[落款]「金風華冠冷/閑林滕練寫」[印章]「閑」「林」(白文楕円連印)[所見]鶏冠と羽根に局部的に鮮やかな色と金泥を施す各108.0×43.7㎝⑴11.8678⑵11.8677, William Sturgis Bigelow Collection111.0×54.5㎝21.731, William Sturgis Bigelow Collection各121.7×54.7㎝⑴11.8160⑵11.8161, William Sturgis Bigelow Collection98.7×41.0㎝11.8693, William Sturgis Bigelow Collectionところ、鶏の眼のきついところなどが大西圭斎風の作風。[落款]「辛亥仲秋擬古 鶴川滕儀」[印章]「儀」(朱文方印)「佳日」(白文方印)[所見]鷹の脚のみ黄色の濃彩。雀と鷹の顔に淡彩。関東[落款]「文雍」[印章]「嘉永元年文雍画印」(朱文楕円印)[所見]米法山水。牛を連れた人物が橋を渡るが、面白い[落款]「文雍」[印章]「遠阪文雍」(朱文方印)「十友画房」(朱文方印)[所見]界画風の楼閣。背後に瀧ありて、手前の岩上に立100.7×32.9㎝11.8697, William Sturgis Bigelow Collection125.7×54.8㎝11.8673, William Sturgis Bigelow Collection113.7×32.4㎝11.4790, Fenollosa-Weld Collection岡田鶴川(生没年不詳)Okada Kakusen江戸時代 嘉永4年(1851)掛幅一幅 絹本墨画淡彩南画の雰囲気が木と雀にあり。優品。岡田鶴川は閑林の孫。遠坂文雍(1783〜1852)Tōsaka Bun’yō江戸時代 嘉永元年(1848)掛幅一幅 絹本墨画著色のは牛のみ水を渡っていることなり。樹木のみに点々と顔料を加える。人物にも着彩あり。徳川美術館に青緑山水の大作あり。干支印により制作年の分かる点貴重なり。遠坂文雍Tōsaka Bun’yō江戸時代後期 19世紀初期掛幅一幅 絹本墨画淡彩つ高士が前方を見ているが、それは瀧を見るのを象徴的に表現したものならん。色彩を抑えて、細密な筆致で描く。品格低からず。文雍の優品と称すべし。遠坂文雍Tōsaka Bun’yō江戸時代後期 19世紀初期掛幅三幅 絹本著色399Hawk and SparrowsLandscapeLandscape with PalaceArashiyama; Yodo; Sano no watariWaterfall on Mount LuFlowers, Butterflies and Other InsectsRooster and Banana Tree
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