ボストン美術館 日本美術総合調査図録 解説篇
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ン美術館石橋財団アシスタントキュレーターを務めた竹崎宏基氏には、現地調査の対応や近世絵画に関する調書の整理、本書の編集幹事を依頼した。現地での各種データ収集を担当された同館の福永愛氏とともに、次世代を担う若手の参加を得て、本プロジェクトは三世代の研究者がバトンをつなぐリレーとなった。本書の膨大な図版のレイアウトや和文・英文の作品情報を併記する体裁には、中央公論美術出版の鈴木拓士編集部長の経験とセンスが生かされている。そして、鹿島美術財団の鹿島公子理事長、高橋司専務理事、皆川倫子事務局長には、長期にわたって粘り強くプロジェクト全体を支え続けていただいた。各位に深甚の謝意を表するとともに、本書が日本美術史の国際的な研究のさらなる深化に資することを期待している。2022年1月髙岸輝434

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